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太陽電池モジュールの選び方

太陽光発電システムの導入を検討されている方に、太陽電池モジュール(ソーラーパネル)の選び方やチェックポイントを紹介しています。種類によるメリットとデメリットなども解説しています。

太陽電池モジュールのチェックポイント

現在ではさまざまな種類の太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が販売されており、太陽電池モジュールのメーカーも10社以上あります。種類によって特徴やメリット・デメリットがあるので、導入の目的や設置場所の環境に合わせて最適な太陽電池モジュールを選ぶことがとても大切です。

そこで、太陽光発電システムの導入を検討されている方に、太陽電池モジュールを選ぶ際のチェックポイントを紹介したいと思います。

チェックポイント 概要
公称最大出力 太陽電池モジュール単体での最大出力量
変換効率 同じ太陽の光でどれだけ効率よく発電できるかを示す
モジュールの種類 材料や構造が異なり変換効率や気温変化への強さが異なる
価格 変換効率や種類、メーカーによって異なる
メーカー保証 通常は10年、種類やメーカーによって15~20年
見た目のデザイン 色や太陽光の反射などがモジュールの種類によって異なる
形の品揃え 三角形のコーナーモジュールや屋根一体型があるか

変換効率と種類による特徴、価格、メーカー保証

変換効率は太陽電池モジュールの最も重要な性能です。同じ太陽の光を当てた場合にどれくらい太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換できるかを示しています。高い変換効率の太陽電池モジュールは商品単価が高いというデメリットがありますが、面積の狭い屋根でもたくさん発電できるというメリットもあります。

太陽電池モジュールの種類も複数あり、変換効率の善し悪しや気温の変化に対する強さなどそれぞれ特徴があります。住宅用に広く普及している多結晶シリコン型は、平均的な変換効率があり価格が安いという特徴があります。しかし暑さには弱いというデメリットがあるので、気温が高い地域にはあまり向いていません。

住宅用に太陽光発電システムを導入される場合は多結晶型シリコンが一般的ですので、施工業者に薦められた場合でも問題ないと思います。より多くの発電を望まれるのであれば、商品単価は高くなりますが単結晶シリコン型やHIT太陽電池を選ばれるのが良いでしょう。

太陽電池モジュールの種類 変換効率 概要
シリコン系 薄膜シリコン型 8~10% 軽量でガラスに張ることができる
多結晶シリコン型 12~16% 安価で大量生産しやすい
単結晶シリコン型 13~18% 大量生産できないが変換効率が高い
アモルファス
シリコン
9% 製造コストが安いが変換効率が低い
HIT太陽電池 16~19% 結晶とアモルファスシリコンのハイブリッド
暑さにも強いが高コスト
化合物系 CIS/CIGS 9~14% 影や温度による変化に強い
CdTe太陽電池 14% 安価で大量生産できる
GaAs太陽電池 28~44% 宇宙開発用の高性能タイプ
有機系 有機薄膜太陽電池 7~11% 常温で製造できる
色素増感太陽電池 5~11% 低コストで製造できる

続いてメーカーによる性能保証ですが、以前は保証期間が10年以下のものがほとんどでした。しかし最近では太陽電池モジュールの耐用年数が長くなってきており、メーカーによる保証期間も15~20年間に設定されている商品も市場に出るようになりました。経済的なメリットをできるだけ長く受けるためにも、保証期間は20年程度ある種類・メーカーを選ばれることをおすすめします。

見た目のデザインや品揃え、屋根一体型とは

見た目のデザインも太陽電池モジュールの種類によって大きく異なります。特にアモルファスシリコンは赤系の色が表面に写るので、住宅用の屋根に載せる場合は屋根材との見た目のバランスを考える必要があります。

また三角形の形をしたコーナーモジュール型の太陽電池モジュールは、寄棟や入母屋屋根に設置する場合は屋根の面積を有効に使えるというメリットがあります。最近ではコストパフォーマンスも向上してきており、製品価格も下がってきているので導入の検討をする余地があります。

住宅を新築される場合は屋根と一体化したタイプの太陽電池モジュールを選ぶという選択肢があります。屋根の面積を有効に活用できるというメリットがありますが、万が一雨漏りした場合は大規模な修繕が必要となるデメリットもあるので、住宅メーカーと瑕疵担保(住宅の大切な部分を住宅メーカーが保証する保険)についてしっかりと確認しておきましょう。

太陽電池モジュールの選び方のまとめ

  • 太陽電池モジュールの種類によって特徴やメリット、デメリットがあるので慎重に選ぶことが大切
  • 一般的な住宅用には多結晶シリコン、発電量を重視するなら単結晶シリコンやHIT太陽電池
  • 施工業者を比較検討してみて、入念に発電シミュレーションを行うことが重要

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