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HIT(ヘテロ接合型)太陽電池

太陽電池モジュールのHIT(ヘテロ接合型)太陽電池とはどのような特徴を持っているのでしょうか?メリット・デメリットも解説しています。

HIT(ヘテロ接合型)太陽電池とは

HIT太陽電池とは三洋電機が開発した高性能の太陽電池セルで、現在はパナソニック(Panasonic)が製造・販売しています。「ヘテロ接合」とは違う素材のものを組み合わせるという意味で、HIT太陽電池は異なる種類のシリコンによって構成されているのが特徴です。

HIT太陽電池

多結晶シリコン単結晶シリコンなどの結晶シリコン型の太陽電池モジュールは、p型とn型のシリコンを張り合わせることによって電流の流れを作ります。(太陽電池の仕組み)

それに対してHIT太陽電池では、2つの種類のアモルファスシリコンとn型の単結晶シリコンで構成されているのが特徴です。結晶シリコンの場合は接合面に生じるクラック(欠陥、破損)が電流の流れを抑制してしまうのに対し、HIT太陽電池のヘテロ接合の場合はクラックが少なくなるので変換効率が高くなっています。

HIT太陽電池の構造

HIT(ヘテロ接合型)太陽電池のメリット

HIT太陽電池の最大のメリットはエネルギーの変換効率が高いという点です。一般的な多結晶シリコン型の変換効率は14%程度であるのに対し、HIT太陽電池は高いもので19%程度の変換効率があります。

太陽電池モジュールの種類 変換効率
多結晶シリコン型 12 ~ 16%
HIT(ヘテロ接合型)太陽電池 16 ~ 19%

またHIT太陽電池は熱にも強く小さな光も取りこめるので、1日における太陽光発電システムの発電量が増えるというメリットがあります。結晶シリコン型の太陽電池モジュールは熱に弱く暑い夏などは変換効率が落ちますが、HIT太陽電池に使用されるアモルファスシリコンは熱に強いという特徴を持っているため、高温下での発電量が低下しにくいという特徴があります。

さらに低反射ガラスを使用するなど太陽光の反射率を低下し、よりたくさんの光を取りこむことができます。そのため日射量が少ない早朝や夕方でも発電することができ、1日における発電時間を増やすことができます。

他にも薄型化しやすく太陽電池モジュールの裏側に当たった光からも発電可能など、さまざまなメリットがあります。壁掛け式の太陽電池モジュールなどに使用する場合でも効率よく発電できるので、これからの研究によってさまざまな用途が広がる可能性を秘めている太陽電池です。

HIT(ヘテロ接合型)太陽電池のデメリット

HIT太陽電池は製造コストが高いというデメリットがあります。あくまで参考価格ですが、京セラの多結晶シリコン型太陽電池モジュールとパナソニックのHIT太陽電池を比較した場合、発電量の目安となる変換効率と価格で考えるとコストパフォーマンスに優れているとは言えません。

ただし単位面積あたりの発電量はHIT太陽電池の方が優れているので、たくさん発電したいという型にはHIT太陽電池がおすすめです。

太陽電池モジュール 変換効率 公称最大出力 税抜き価格
京セラ
多結晶シリコン型
15.1% 200W 92,000円
パナソニック
HIT太陽電池(245α)
19.1% 245W 160,000円

参考リンク
・パナソニック(Panasonic):HIT太陽電池

HIT(ヘテロ接合型)太陽電池のまとめ

  • 単結晶シリコンとアモルファスシリコンで構成される高性能の太陽電池
  • 変換効率が高い、熱に強い、弱い日射でも発電できるなどさまざまなメリットがある
  • 製造コストが高いためコストパフォーマンスに優れていないというデメリットがある

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