太陽光発電とは(メリット・デメリット)太陽光発電導入の流れ(住宅用・産業用)電力買取制度(売電価格2014年H26年度)補助金制度・税制(2014年H26年度)メーカー・施工業者FAQ・用語集

太陽光発電メリットデメリット TOP > 太陽光発電とは > パワーコンディショナーについて > パワーコンディショナーの選び方


パワーコンディショナーの選び方

太陽光発電システムの導入を検討されている方に、パワーコンディショナーの選び方やチェックポイントを紹介しています。種類によるメリットとデメリットなども解説しています。

パワーコンディショナーのチェックポイント

現在ではさまざまな種類のパワーコンディショナーが販売されており、メーカーも太陽電池モジュールとセットに販売しているところもあれば、パワーコンディショナーを専門に販売しているメーカーもあります。

パワーコンディショナーは機器によって特徴が大きく異なるので、導入前にしっかりと検討されることをおすすめします。特に変換効率や最大定格出量、単相と三相の違いや最大電力点追従機能(MPPT)の有無は発電量・売電量に関わる大切な要素です。

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)の種類や最大出力量(住宅用か産業用か)、設置場所の環境に合わせて最適なパワーコンディショナーを選ぶことが大切です。

チェックポイント 概要
変換効率 直流から交流へ変換する際のエネルギーロスの少なさ
最大定格出力 ソーラーパネルの最大出力以上のものを選ぶ
回路数 昇圧機能を持つ回路数(単一型かマルチストリング方式)
単相用・三相用 シンプルな配線の単相、たくさんの電力を流せる三相
絶縁方法 トランスレス方式、高周波絶縁、トランス絶縁の3種類
MPPT機能の有無 最適な電圧と電流の組み合わせを自動的に決定する
自立運転機能 災害・停電時に自立発電するために必要な機能
価格 変換効率や種類、メーカーによって異なる
メーカー保証 通常は10年、15~20年あるものが望ましい
運転音 50db以下だと日常生活に支障がない
大きさ 住宅用はエアコンサイズ、産業用は電話ボックス程度
設置場所(屋内/屋外) 住宅用の場合は分電盤近く、産業用は屋外用を選択

変換効率、最大定格出力、回路数

パワーコンディショナーの基本性能として変換効率、最大定格出力、回路数があります。まず1つ目は変換効率です。太陽電池モジュールで発電した直流電流をパワーコンディショナーで交流電流に変換しますが、その際にエネルギーロスが生じてしまいます。このエネルギーロスが少ないと発電した有効に活用できるため、変換効率は最も大切な要素の1つです。

通常の変換効率は95%程度、高いもので97%の変換効率を達成している商品もあります。10kW以上の産業用太陽光発電システムは発電量が大切になるので、変換効率ができるだけ高いパワーコンディショナーを選ぶようにしましょう。

次は最大定格出力です。太陽電池モジュールの公称最大出力(W)に設置する太陽電池モジュールの数をかけると太陽光発電システム全体の出力量(kW)が決まりますが、パワーコンディショナーの最大定格出力はこのシステム出力量を上回っているかがチェックポイントです。

例えば5.5kWの住宅用太陽光発電システムを導入した場合に、最大定格出力が3.0kWのパワーコンディショナーを設置すれば、3.0kW分の太陽電池モジュールの力しか発揮されません。ただし太陽電池モジュール全体の出力量が最大になることはあまりないので、3.5kWの太陽光発電システムであれば最大定格出力が3.0kWのパワーコンディショナーでも大きな問題はありません。

結晶シリコン型の太陽電池モジュールでは、直列につないだ太陽電池モジュール(太陽電池アレイ)を1つの回路として接続箱に集める必要があります。また東面や西面にも太陽電池モジュールを配置する場合は、南面に設置した太陽電池モジュールとの電圧を調整するために昇圧装置を設置する必要があります。

パワーコンディショナーの中には接続箱を通さずに太陽電池アレイと直に接続できるタイプのものがあります。また昇圧機能を内蔵しているものもあるので、昇圧装置を介さなくても適切な電圧に調整し住宅内で使用したり電力会社に売る電気エネルギーに変換してくれます。太陽電池アレイの数を上回る回線数があるかチェックしておきましょう。

単相・三相用、絶縁方法、MMPT機能の有無

電力会社の電力系統と太陽光発電システムをつなぐ配線方法には、単相100Vと三相200Vの2種類があります。三相200Vはあまりメリットがないため通常は単相100Vになりますが、パワーコンディショナー部分で直流と交流の電流が混じらないように絶縁する必要があります。

絶縁方法 配線方法 変換効率 導入コスト
トランスレス方式 単相100V 高い 安い
絶縁トランス方式 単相100V/三相200V 低い 高い
高周波絶縁トランス方式 単相100V/三相200V 高い 高い

また電圧と電流が不安定な太陽電池モジュールをコントロールし、常に最大の電力出力が出せるポイントを探す「最大電力点追従機能(MPPT)」がついているかもチェックポイントの1つです。大規模な産業用太陽光発電システムの場合には特に必要な機能となります。

自立運転機能、メーカーと保証期間、価格

太陽光発電システムには災害時・停電時に非常用電源となるメリットがありますが、パワーコンディショナーに自立運転機能がついていることが必須となります。また非常電源用のコンセントがパワーコンディショナー自体についているものと、壁にコンセントを設けるタイプがあるので施工業者に確認しておきましょう。

パワーコンディショナーのメーカーは、住宅用であれば太陽電池モジュールと同じメーカーを選ばれることをおすすめします。機器同士の相性も良いので故障やトラブルが起きにくく、変換効率も高い状態で維持しやすいというメリットがあります。産業用のパワーコンディショナーは三相200Vで効率よく電気を送ることができるタイプもあるので、設置環境や最大出力量に合わせて選ぶようにしましょう。

メーカーによる保証期間は10年以下のものがほとんどでしたが、最近は15~20年の保証期間を設けているメーカーもあります。太陽電池モジュールは製品耐用年数が長いというメリットがあり20年以上の保証期間もありますが、パワーコンディショナーの方が早く寿命が尽きます。また製品によっては不具合などで5年程度で故障するものもあるので、メーカーによる保証期間についてはできるだけ長いものを選ばれることをおすすめします。

最後にパワーコンディショナーの価格ですが、定期的に性能の良い新しい商品が出て古い型は安くなる傾向があります。ただし認定を受けた太陽光発電システム施工業者のみがメーカーから購入できることになっているので、パワーコンディショナーの価格はいくつかの施工業者の見積りを比較して検討されることをおすすめします。

パワーコンディショナーの選び方のまとめ

  • 発電量を決める変換効率、最大定格出力、MMPT機能については入念にチェックしておく
  • 電力会社への接続方法である単相と三相、直流と交流を遮断する機能について確認をする
  • 太陽電池モジュールと同じメーカー、保証期間が長いメーカーを選ぶ

『一括見積りで大幅なコストダウンを実現!!』

太陽光発電システムの見積りを一括で受け取れる便利なサービスを利用して、総施工費を50万円以上も安くすることができました。

↓↓↓ 今すぐ一括見積もり請求してみる ↓↓↓

このエントリーをはてなブックマークに追加